人間にとって、食べることは”生きる”ことであるとともに、おいしく、たのしく、食べ物をいただく知恵と工夫は食の文化を育んできました。人々に幸せをもたらしてくれるのは、おいしいひととき。「おいしさ」の基本に、安全と安心があるのはあたりまえのこと。そんな、あたりまえのことがあたりまえでなくなってしまった時代と社会の中で、「良い食品づくりの会」は人間にとっての食のあり方を問い直し、日々の暮らしの健康とおいしさを求めて努力を積み重ねています。
■良い食品の4条件- なにより安全・・・・・・添加物や食品衛生の点で安心
- おいしい・・・・・・形状・色沢・香味・食感のすべてが本物
- 適正な価格・・・・・・品質にてらして安い値段
- ごまかしがない・・・・・・不当・誇張表示、過剰包装がない
- 良い原料・・・・・・・安全で良質
- 清潔な工場・・・・・・機械・整備の行き届いた手入れと清掃
- 優秀な技術・・・・・・品質を正しく見分ける眼と素材の特性を引き出す腕
- 経営者の良心・・・・・儲けよりも品質を重んじる「職人の心」を持ち、地球環境に配慮する
本会は、「良い食品」の供給を目指す食品製造者と販売者の集まりで、上記の「4条件・4原則」を基本理念としています。この「4条件・4原則」を規範にして、製造者会員は良い食品作り、販売者会員は良い食品の普及をするために、切磋琢磨しています。
また、基本理念の具体化として、各食品ごとの「品質基準」も設定しています。
■食品供給者の良心宣言
人間の健康を維持していく上で、もっとも大切な食品は今日、深刻な課題をかかえています。大量生産・大量消費、飽食と飢餓、脅かされている安全性、農業の衰退、環境汚染の進行などです。伝統や旬の味の喪失も危惧されています。これらの諸課題は、確かにどれ一つをとっても個人や個々の企業の努力をはるかに超える問題を含んでいます。しかし、食品を作り、販売する者は、現場を担う者としての責任を自覚し、原料の選択、加工の方法、流通のあり方などの自己検証と普段の改善を通して時代環境に清流を注いでいくことが可能であると考えます。会員は良い食品の4条件、良い食品を作るための4原則を厳格に具現化することを誇りある義務とし、個々の努力を基礎にした相互の研鑚に努めています。
■会の活動
会員は毎月1〜2回の地域研修会や、年1回の総会、学識経験者を招聘して開かれる年3回の合同研修会、随時の工場見学などを実施して、良質な情報に基づく相互チェックと研鑚を重ねています。会の運営は、会員相互の自主的な発意と自己責任を基礎に、常に広い視野に立つ開かれた組織であることを目指しております。また、良い食品の4条件、良い食品を作るための4原則を具体的に実現するために各食品ごとに品質基準を設定し、公にしています。この品質基準は、会員の自己規制と商品テストの基準であると共に、消費者に選択の基準を提示することで「消費者の知らされる権利」(J.F.ケネディ 1962年[大統領特別教書]より)に応えようとするものです。








